室生犀星記念館に行きました

室生犀星(むろうさいせい)
日本文学を代表する詩人、小説家


令和5年10月24日(火曜日)

室生犀星記念館は旧軽井沢テニスコート
(上皇陛下がテニスをされた場所)
の近くにあります。

石川県に生まれた室生犀星氏が、軽井沢を訪れ、軽井沢の美しい自然に魅せられて、
つるや旅館を常宿としながら、多くの作家と交流を深め、昭和六年にこの旧居が建てられたそうです。

旧軽井沢銀座通りの賑やかさを少し離れると、ひっそりとした雑木林。
この道を進みます。
室生犀星記念館の向かいには、私がフレンチトーストを食べた Cafe涼の音があります。

細い道ですね。車は入れません。
なんだかワクワクしますね。これぞ軽井沢。
少し歩くと、左側に室生犀星記念館があります。こんな素晴らしいところが無料で見学できるなんて、驚きますね。


私は畳んだ長日傘を手に持っていたのですが、この苔庭を見て、これは大変だ、と思いました。
日傘が間違って苔に刺さったら大変なので、いったん外に出て、道路の端っこの邪魔にならないところに、日傘を放り出して来ました。

室生犀星記念館には係の方がいて、説明もしてくれます。
係の方が、縁側に座ってもいいと言ってくださいましたが、(座ってもいい縁側がある)
恐れ多くて、座れませんでした。

入って正面にある、こちらが客室だそうです。
私は特に苔には詳しくないのですが、それでも、苔が育つまで大変な事は分かります。
私が最初にこの苔庭を見て、これは大変だと思ったのも、直感が当たりました。

この苔は、約92年ぐらい前に、室生犀星さんが自分で植えつけた苔だそうです!


高野万年草という苔で、標高1000メートルぐらいの場所が好きな苔で、うまく育ったそうです。
室生犀星さんが植えた苔なんて貴重ですねー
私が日傘を放り投げて来た(丁寧に置いて来ました😆)のも納得です。
直感で、これは大変だ、と感じたのは当たっていたのです。

この苔はテラリウムにも使われる種類だそうです。
軽井沢にはさまざまな文学者が訪れて、軽井沢の自然の中で多くの作品が生まれました。
これが軽井沢の魅力です。
室生犀星さんや多くの詩人、作家の愛した
軽井沢の自然を壊さずに、大切に受け継ぐのは、

令和の時代に生きている私達の使命だと思います。🌳📖


さくらんぼ倶楽部🍒

あおばさくらこです(*・-・*) 🍒 ブログでは花やお出かけに行った時に撮影したものや、お知らせなどを紹介していきます。 ★自己紹介★ 社会人学生